シャミ子の家での修行の様子を見て、お母さんは思わずその才能のなさを口にしてしまいそうになります。
そしてその発言に対するフォローが下手。この作品の登場人物は大抵フォローが下手!
……受取手の察しが良すぎるのが問題ですかね。
第六話はウェスタンっぽい扉絵から始まりました。
というわけで、今回は飛び道具修行編です。シャミ子は第四話のフードコートで手に入れた割り箸を使って輪ゴムでっぽうを手作りしますが、その様子を見かねた(面白がった)桃に、飛び道具の修行へと連れて行かれます。
本来、魔族や光の使徒の飛び道具とは、魔力を飛ばすものだそうです。
桃はシャミ先像を的にしようとしたり(ここで優子に守ってもらえたのが、ご先祖の絶頂期だった)、魔法少女のステッキを貸し与えたりしてシャミ子が魔力を飛ばせるように手伝います。
ロイヤルホスポ!(ロイヤルホスト)
スカイラーコ!(すかいらーく。ガストなどの大本グループ)
ズニーデ!(デニーズ)
バーミャン!(バーミヤン)
シャミ子も頑張って技名っぽいものをたくさん叫びます。シャミ子の夢は、家の封印を解いてファミレスに行って、タワーパンケーキを食べること。ほとばしる想いが言葉になって表れます。
そして最後、牛100%ハンバーグを報酬と約束されたシャミ子はようやく小さな魔力を飛ばすことができました!
やった!
しかしその魔力は推力を失いシャミ子の体に戻ってきて、ちっくんします。
っていうかあの大きさで筋肉注射レベルの痛さとか、相当恐ろしいですね。
まあ、桃の技が工場を潰しちゃうくらいだから、それも妥当なのかもしれません。いやはや、末恐ろしい。
しかし心に思い浮かんだ言葉として、最初に飛び出してきた「今夜はがっつりしたものが食べたい!」が個人的には一番好きです。あの状況で、魔法少女のステッキまで持って、一番最初にそれですか……。
桃の場合は「フレッシュピーチハートシャワー」。私もシャミ子と一緒で見てみたいですけど、見た後の被害が起きそうなのが怖いです……。たぶん昔は技名も叫んでいたんでしょうね。
過去編も少しくらい見てみたいです。
あとはそう、この工場がミカン工場ではないことを祈るだけですかね……。