まちカドまぞくの第四話。
このお話から、毎月の扉絵には本編とは関係のないシャミ子たちの着せ替えショットだったり、日常のワンカットが採用されることとなります。
……優子は持っている服が少ないですから、基本的にはこういうイメージカットじゃないとバラエティ豊かな服装はできませんよね。
前回は河原を走らされ、あげく帰りの電車賃を借金してしまうほどの大敗北を喫した優子ですが、そんな彼女を見かねてお母さんが軍資金としてお小遣いUPを提案してくれました。
毎月のお小遣い、その額なんと500円。
ホントもう、少なくて少なくて……。借りた電車賃ですでに失われてしまうと言うレベルですから、全く現代の高レートは風当たりが強いものです。
しかし桃や杏里ちゃんにそそのかされ、結局はフードコートのうどんとコーラで残高はゼロに。
ここでの桃や杏里に悪気があるわけではありませんが、優子の家とは家庭状況が違うのでどうにも二人が悪者っぽく思えてしまいます。特に優子のことを気にかけていた杏里と違って、桃は楽しんでるだけですからね!
けど出会ってからずっと、桃は悪気はなくとも優子を苦しめていくことになるので、この頃から本質は何も変わらないんですけど。変に遠慮した桃なんて、桃じゃありませんから。
最初に読んだときは感じませんでしたが、単行本を買って読み返したら優子にとっての杏里ちゃんは結構大事な存在なんだと気づかされました。
これから桃との絡みが増えて、どんどん杏里ちゃんの出番は減っていくけど、それでも彼女が優子の大事な友人であり続けることはずっと変わらないのでしょうね。
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